憤気
憤気
名詞
標準
文例 · 用例
」 憤気になると、……「舞台へ、靴で、誰、お前は。
— 泉鏡花 『陽炎座』 青空文庫
黒気・蒼気・青気・黄気・紫気・赤気・紅等はその色から云う名で、明・暗・浮・沈・滑・嗇・蒙・爽等はその光から云い、殺気・死気・病気・憂気・驕気・憤気・争気等はその気の持つ意味から名づけた名である。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
虱捜す女嬰児の額が、赤い憤気に充ちて来て、なんとなく、夢の真白の群がりを乞うてゐるとき、美しい二人の処女は、その臥床辺に現れる、細指の、その爪は白銀の色をしてゐる。
— OEVRES D'ARTHUR RIMBAUD 『ランボオ詩集』 青空文庫