紡績工
ぼうせきこう
名詞
標準
a spinner
文例 · 用例
殊にも行けたら、そしてさらわれて紡績工場などへ売られてあんまりひどい目にあわないなら、フランスかイギリスか、そう云う遠い所へ行きたいと誰も思うのです。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
赤色のテロリズムが東西の紡績工場を襲ったのが午後七時、黄埔軍官学校の軍艦飛鷹から飛行機が一台、上海の空に火薬庫を装置した。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
比叡山――それを背景にして、紡績工場の煙突が煙を立登らせていた。
— 梶井基次郎 『ある心の風景』 青空文庫
殊にも行けたら、そしてさらはれて紡績工場などへ売られてあんまりひどい目にあはないなら、フランスかイギリスか、さう云ふ遠い所へ行きたいと誰も思ふのです。
— 宮沢賢治 『イギリス海岸』 青空文庫
西沢は煙草に火をつけて、彼が最も得意とする、信州|岡谷付近の紡績工場へ勤めていたころのローマンスの一くさりを語り始めた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
私は伊藤から聞いたことのある紡績工場のことを話した。
— 小林多喜二 『党生活者』 青空文庫
私がソヴェト同盟にいた時分のこと、ある日「赤い糸」という紡績工場を見学に行って、元気な女工さんたちとしゃべっていたら、二十ばかりの一人の女工さんが、鉛筆と手帖をもって大いそぎでやって来て、「私はここにいる婦人通信員です。
— ――メーデーきたる―― 『婦人読者よ通信員になれ』 青空文庫
市内のある工廠で一挙に数百人の女工を求めて来たので、市の紹介所は、小紡績工場の操短で帰休している娘たちを八王子辺から集めて、やっとその需要にこたえた状態である。
— ――明日の婦人へ―― 『新しい婦人の職場と任務』 青空文庫
作例 · 標準
かつて、この街には多くの紡績工が住み、産業を支えていた。
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熟練の紡績工は、糸の微妙な状態を見極めることができます。
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紡績工として長年働いた祖母は、手で触るだけで糸の品質がわかったという。
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