御堂
みどう
名詞
標準
enshrinement hall (of a buddha)
文例 · 用例
祭日〔二〕宮沢賢治アナロナビクナビ睡たく桐咲きて峡に瘧のやまひつたはるナビクナビアリナリ赤き幡もちて草の峠を越ゆる母たちナリトナリアナロ御堂のうすあかり毘沙門像に味噌たてまつるアナロナビクナビ踏まるゝ天の邪鬼四方につゝどり鳴きどよむなり
— 宮沢賢治 『祭日〔二〕』 青空文庫
路ゆく者は優美な御堂を見るだけだ――わずかのものだ、四つの柱、きわめて単純な様式――だが私は私の一生のうちの明るい一日の思出をそこに込めた。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
……私はなほも暫らく、急勾配な屋根のある家々だの、その傍らに聳えてゐる御堂だのを眺めてゐました。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『巴里の手紙』 青空文庫
苦とも言わせず、踏のめす気か足を挙げた赤熊は、四辺に人は、邪魔は、と見る目に、御堂の灯に送らるるように、参詣を済まして出た……清葉が、朧の町に、明いばかりの立姿。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
却説、葛木法師の旅僧は遠くも行かず、どこで電車を下りて迂廻したか、多時すると西河岸へ、船から上ったごとく飄然として顕れて、延命地蔵尊の御堂に詣でて礼拝して、飲酒家の伯父さんに叱られたような形で、あの賓頭廬の前に立って、葉山繁山、繁きが中に、分けのぼる峰の、月と花。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
――いやいや、御堂、御社に、参籠、通夜のものの、うたたねするは、神の御つげのある折じゃと申す。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
――既に、草刈り、柴刈りの女なら知らぬこと、髪、化粧し、色香、容づくった町の女が、御堂、拝殿とも言わず、この階に端近く、小春の日南でもある事か。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
神職 (御堂を敬う)ああ、神慮は貴い。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
作例 · 標準
奈良の古刹には、立派な御堂が建っている。
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この御堂は、数百年前に建てられたものだそうだ。
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多くの参拝者が御堂の前で手を合わせていた。
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標準
cathedral (esp. Catholic)
作例 · 標準
その都市の中心には、壮大な御堂がそびえ立っている。
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彼はヨーロッパの歴史ある御堂を巡る旅に出た。
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御堂のステンドグラスは、差し込む光で美しく輝いていた。
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