八咫鏡
やたのかがみ異読 やたかがみ
名詞多音語
標準
Yata no Kagami (the eight-span mirror; one of the Imperial regalia)
文例 · 用例
国王これを訪い眼を開きて相面せよといいしに、わが眼睛|耀射て、君輩当りがたしと答え、国史に猿田彦大神、眼|八咫鏡のごとくにして、赤酸漿ほど※く、八百万神、皆|目勝ちて相問うを得ずとある。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
周防の娑※の魁師|神夏磯媛は、天子の使ひ来ると知つて、磯津山の賢木を根こじにし、上枝に八握劔、中枝に八咫鏡、下枝には、八尺瓊を掛けた上に、素幡を船の舳に樹てゝ、参向うた(景行紀)。
— 折口信夫 『幣束から旗さし物へ』 青空文庫
此は、「己が命の和魂を八咫鏡に取り託けて」(国造神賀詞)など言ふ信仰に近づいてゐるのだ。
— 唱導的方面を中心として 『国文学の発生(第四稿)』 青空文庫
身の丈七尺、鼻が七寸、目の玉が八咫鏡の如く、口尻が輝くというのは何のことだか分らないが、赤ホオズキの如し、何が赤ホオズキだか、とにかく天狗の先祖のような異形な先生である。
— 安吾・伊勢神宮にゆく 『安吾の新日本地理』 青空文庫
しかして後世には、三種の神器の場合、八咫鏡、草薙剣に対して、普通に八坂瓊曲玉の称をもって呼ぶ例になってしまったようである。
— 喜田貞吉 『八坂瓊之曲玉考』 青空文庫
ご即位とともに、三種の神器、八坂瓊曲玉、草薙剣、八咫鏡は新帝の御所へ移され、公卿たちは古例に則った儀式をとり行なったが、このあと、公卿の控所に顔を出した左大臣藤原経宗が、ご譲位の真相を告げたので、心ある貴族たちは、悲憤し、たがいに涙を流したという。
— 第四巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
『八雲御抄』〔巻三下〕に、三のたから、まがり玉、やたのかがみ、草薙のつるぎ。
— 喜田貞吉 『八坂瓊之曲玉考』 青空文庫
作例 · 標準
八咫鏡は三種の神器の一つとして、古くから尊ばれてきた。
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伊勢神宮に奉納されている八咫鏡は、その存在自体が神秘的だ。
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神話に登場する八咫鏡には、特別な力が宿ると信じられている。
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