死に損ない
しにぞこない異読 しにそこない
名詞
標準
person who has escaped death
文例 · 用例
どこの馬の骨か知れねえ奴に、それも死に損ない殺され損ないに。
— 国枝史郎 『剣侠』 青空文庫
この人には一家のなかの死に損ないから誕生まで、何やらかやらと厄介をかけます。
— 一九四二年(昭和十七年) 『獄中への手紙』 青空文庫
「わいら、江戸っ子の、関東武士のと、ふだん大口たたきおるくせに、その態、なんじゃ」「この、生まれ損ない」「死に損ないめが」 無数の土足が、露八の体を、もう痛いとも痒いとも感じないほど弄んだ。
— 吉川英治 『松のや露八』 青空文庫
死に損ないの怪物ですら、最強物質をじわじわ潰す力は十分残っているし、ロブスターの目がさっと充血したのを見れば、まだ仕返しの意思がある。
— The Island of Shadows 『幽霊島』 青空文庫
とうとう唐牛児も尻ッ尾を巻いて、「死に損ないのどら猫め。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
作例 · 標準
「あの事故で生き残ったのは、彼と私だけだ。私たちは死に損ないだね」と彼女は皮肉っぽく笑った。
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彼は何度も危険な目に遭いながらも生き延びてきた、まさに死に損ないだ。
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自分を「死に損ない」と自嘲しながらも、彼は強く生き続けた。
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標準
person who has outlived their time
作例 · 標準
「こんな時代に生きていても仕方がない、まるで死に損ないのようだ」と老人は嘆いた。
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変わりゆく世の中で、彼は自分を死に損ないだと感じ、孤独を深めていった。
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昔の価値観にしがみつく彼を、若者たちは「時代の死に損ない」と揶揄した。
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