葫芦
葫芦
名詞
標準
文例 · 用例
その間に孔明は、渭水の東方にあたる葫芦谷に千人の兵を入れ、谷のうちで土木の工を起させていた。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
その楊儀を始め蜀軍の諸将は、やがて或る日、孔明に導かれて、葫芦谷の内へ入ることを許された。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
そしておのおの黒衣素足、手に牙剣をひっさげ旗を捧げ、腰には葫芦をかけて内に硫黄煙硝をつめこみ、山陰にかくれていて、郭淮の部下がわが王平軍を追いちらし、木牛流馬を曳いてかえらんとする刹那に彼を襲え。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
ここ数ヵ月、葫芦谷に入って、孔明の設計にかかる寨、木柵などの構築に当っていた馬岱は、ようやく既定工事の完了を遂げたとみえて、孔明の許へその報告に来ていた。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
汝は、葫芦谷のうしろの細道を切りひらいて隠れ、司馬懿が魏延を追うて、谷間へ馳け入ったとき、伏勢を廻して、前なる谷の口を封鎖せい。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
やがて、彼自身も一軍を編制して、自ら葫芦谷方面へ向った。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
そして彼は、その本陣を葫芦谷の近くに移したのであるが、そこで布陣を終ると、谷の後ろへ廻れと、さきに急派しておいた馬岱を再び呼んで、こういう秘命をさずけた。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫
蜀軍が葫芦の天嶮に、久しい間、土木を起していたのは、不落の大基地を構築するためであったに違いない。
— 五丈原の巻 『三国志』 青空文庫