婢
ひ異読 めのこやつこ
名詞多音語頻度ランク #1937 · 青空 914 例
標準
female slave
文例 · 用例
真の『貞淑』とは、良人に奴婢としての善き奉仕をすることではなくして、良人の気質や性格をよく理解し、努めて良人に同化して一心同体となることの奉仕である。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
早く行て船室へ場を取りませねばと立上がれば婢僕親戚|上り框に集いて荷物を車夫に渡す。
— 寺田寅彦 『東上記』 青空文庫
老婢が「とろろ汁が出来ました」と運んで来た。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
主人は給仕をする老婢に「皆川老人は」「ふじのや連は」「歯磨き屋は」「彦七は」と妙なことを訊き出した。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
老婢はそれに対して、消息を知っているのもあるし知らないのもあった。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
しるべの燈火かげゆれて、廊下の闇に恐ろしきを馴れし我家の何とも思はず、侍女下婢が夢の最中に奧さま書生の部屋へとおはしぬ。
— 樋口一葉 『われから』 青空文庫
婢僕などを叱ったことはほとんどなかったそうである。
— 寺田寅彦 『工学博士末広恭二君』 青空文庫
多くの婢妾の肉に倦きたいために、ばくちに耽る悠悠閑日月を自由にしたいために、豪華な廊房で阿片の夢に浸りたいために。
— 南部修太郎 『麻雀を語る』 青空文庫
作例 · 標準
古代社会では、婢は財産の一部として扱われることが多かった。
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貧しい家庭の娘が、生計を立てるために富豪の家の婢となった。
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あの物語の主人公は、もとは身分の低い婢だったが、やがて女王の座に上り詰めた。
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標準
female servant
作例 · 標準
彼女は、朝から晩まで主人の世話をする婢として働いていた。
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その屋敷では、多くの婢が日々の雑務をこなしていた。
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「お嬢様、お召し替えの準備が整いました。」と、婢は丁寧に告げた。
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