作刀
さくとう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞
標準
making a (Japanese) sword
文例 · 用例
しかもそれが新刀は新刀でしたが、どうやら平安城流を引いたらしい大変れ物で、荒沸え、匂い、乱れの工合、先ず近江守か、相模守あたりの作刀らしい業物でしたから、時刻は今|短檠に灯が這入ったばかりの夕景とは言い条、いわゆるこれが良剣よく人をして殺意を起こさしむと言う、あの剣相の誘惑だったに違いない。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
しかもそれが新刀は新刀でしたが、どうやら平安城流を引いたらしい大変れ物で、荒沸え、匂い、乱れの工合、先ず近江守か、相模守あたりの作刀らしい業物でしたから、時刻は今短檠に灯が這入ったばかりの夕景とは言い条、いわゆるこれが良剣よく人をして殺意を起こさしむと言う、あの剣相の誘惑だったに違いない。
— 続旗本退屈男 『旗本退屈男 第二話』 青空文庫
……一見不思議な態度に思われまするが、しかし、実は少しもこれが不思議でないので、なぜかならば、当時のごとき徳川もまだお三代ごろのご時勢においては、最もこの村正の作刀が忌みきらわれた絶頂だったのです。
— 村正騒動 『右門捕物帖』 青空文庫
家乗には「七月廿一日東京発、八月十八日福山著、廿四日執政を罷め、波平行安作刀一振を賜ふ」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
ただ努めて、真雄の人物と作刀を、重臣たちの間へ推賞したり又、真雄自身へは倦まざる精進を、鞭撻して来ただけだった。
— 吉川英治 『山浦清麿』 青空文庫
折れるか、折れないか、自分等の作刀を試す会だとは称っているが、その目標が、無名鍛冶の山浦真雄にあることはいう迄もない。
— 吉川英治 『山浦清麿』 青空文庫
象山も、兄の作刀を持っているのだろうか。
— 吉川英治 『山浦清麿』 青空文庫
何と申す者で』『信濃の産で、山浦内蔵助、環ともいい、刀銘には、そのほか正行などとも彫っておるが』『お手許に、作刀がござりましょう』『ござる。
— 吉川英治 『山浦清麿』 青空文庫
作例 · 標準
名刀工は、静かな工房で一心不乱に作刀に打ち込んでいた。
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この日本刀は、名匠が数ヶ月かけて丹精込めて作刀した傑作だ。
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現代の刀匠たちは、伝統的な技法を守りながらも、新しい美意識で作刀に挑んでいる。
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