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飲台

いんだい
名詞
1
標準
文例 · 用例
その奥の腰掛に仁木は腰をおろし、飲台に肱をつき、焼酎のコップと煙草とを交る代る口へやりながら、孤独な憂欝にますます沈んでゆきました。
――近代説話―― 水甕 青空文庫
手を振り腰を振りして、尖がった狐のような顔を白く塗り立てたその踊り子は、時々変な斜視のような眼附きを見せて、扉と飲台との狭い間で踊った。
葛西善蔵 子をつれて 青空文庫
こっちはこっちだ」 川田に腕をとられながら赤いネオンサインのついた隣りのバア・ルームへ行くと、仕立のいいカッタウェーをきちんと着こんだ五十歳ぐらいの男が立飲台に凭れ、チーズから切りだしたような上品な横顔をこちらに見せてひっそりとグラスを含んでいた。
久生十蘭 復活祭 青空文庫
手を振り腰を振りして、尖がつた狐のやうな顏を白く塗り立てたその踊り子は、時々變な斜視のやうな眼附きを見せて、扉と飮臺との狹い間で踊つた。
葛西善藏 子をつれて 青空文庫