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我先に

われさきに
副詞
1
標準
self first
文例 · 用例
我先に其端艇に乘移らんと、人波うつて※閙く樣は、黒雲の風に吹かれて卷返すやうである。
押川春浪 海島冐檢奇譚 海底軍艦 青空文庫
」 懸賞金百円の沙汰即日四方に喧伝して、土地の男女老若を問わず、我先にこの財を獲んと競い起ち、手に手に鎌を取りて、へいげん門外の雑草を刈り始めぬ。
泉鏡花 金時計 青空文庫
で鈴の第一聲が鳴るか鳴らぬに、ガタ/\廊下を踏鳴らしながら、我先にと解剖室へ駈付ける。
三島霜川 解剖室 青空文庫
私達は痛さに堪えかねて、まだ張りもしないで砂の上に拡げてあったテントの下へ、我先にともぐり込んだ。
中島敦 虎狩 青空文庫
大和伊豆、三浦越中、弘中三河守等の勇将は、敵は少し、恐るるに足らず、返せ返せと叫んで奮戦したが、一度浮足たった大軍は、どっと崩れるままに、我先に船に乗らんと海岸を目指して逃出した。
菊池寛 厳島合戦 青空文庫
おまけに降り出したと思ったとたん、雨は肩を押し合いながら我先に地面を激しく叩き始めた。
富田倫生 本の未来 青空文庫
会葬者に対する挨拶があると、会葬者達は、我先にと帰途を急いだ。
菊池寛 真珠夫人 青空文庫
足の達者なものは、我先にと山路を走つて、一散にその峠の上へと登つて行つた。
田山花袋 歸國 青空文庫
作例 · 標準
イベント開始と同時に、人々は我先に会場へ押し寄せた。
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我先にゴールを目指す選手たちの姿は、感動的だった。
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電車のドアが開くと、乗客は我先に席を確保しようとした。
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