棄戸
棄戸
名詞
標準
文例 · 用例
奥津棄戸のすたへも霊牀の意であらう。
— 折口信夫 『若水の話』 青空文庫
奧津棄戸といふ語は即ちこれである。
— 伊東忠太 『日本建築の發達と地震』 青空文庫
須佐之男命が古代の民族の為めに、※の木を以て奥津棄戸に将臥さむ具――即ち棺箱を造ることを誨えたとあるが、それが事実であるか否かは容易に判然せぬ。
— 中山太郎 『本朝変態葬礼史』 青空文庫
さらに棄戸とは死人を厭い、死者があると住宅を棄てて他に移ったので、かく言うたのであると説く学者もあるが、これもただ棄て去ると云うほどの意味に解すべきだと考えるので、にわかに首肯することが出来ぬのである。
— 中山太郎 『本朝変態葬礼史』 青空文庫