社家
しゃけ
名詞
標準
family of Shinto priests serving a shrine on a hereditary basis
文例 · 用例
かくて社家の方、樹立に入る。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
ついでにいう、奥州の和淵神社は大晦日に鰹と鮭の子を塩して供え、正月十八日に氏子が社家に集り鰹と鮮魚を下げて食い、二十八日に鮭の子を卸して食う。
— 鼠に関する民俗と信念 『十二支考』 青空文庫
本多家の祖先|某はもと加茂の社家であつたが、豊後の本多荘に流されたので、本多を名乗るやうになつた。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
加茂の社家だつただけに本多家では二葉葵を紋所に使つてゐると、それを清康が見て、「いゝ紋ぢや、俺の家で使ふ事にしよう。
— 大正五(一九一六)年 『茶話』 青空文庫
その二百八 関藤藤陰は備中国吉浜の社家関藤左京政信の第四子で、六歳の時医師石川順介直経に養はれ、石川氏を冒した。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
天滿宮には別當、六坊、社家の外に、八十人の御家人と、六十人の長谷川組といふものとが、近郷近在に散らばつてゐた。
— 上司小劍 『天滿宮』 青空文庫
道臣等の親子三人が支度を調へ、留守を昔の社家の長老に頼んで東の門まで出かけた時、お時の裾端折つて緋縮緬の湯もじを精一杯見せた旅姿は、左の方のだら/\坂の半腹に見えた。
— 上司小劍 『天滿宮』 青空文庫
娘は社家、葛城藤馬の長女で稲代というのであった。
— 江見水蔭 『怪異暗闇祭』 青空文庫
作例 · 標準
この神社の社家は、代々神職を務めてきた由緒ある家柄だ。
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ウィキペディア
社家(しゃけ)とは、日本の身分のひとつ。代々特定神社の奉祀を世襲してきた家(氏族)のことである。身分制度としては明治維新により1871年に廃止されたが、社家の一部は華族に列し、地方の神社はその後も旧社家が世襲を続けているケースが多い。
出典: 社家 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0