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追い払い

おいばらい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
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文例 · 用例
恐怖を追い払い追い払い、無理に、荒んだ身振りで、また一寸、ここは、いったいどこだろう、なんの物音もない。
太宰治 八十八夜 青空文庫
つぎつぎと彼を襲うあやしい妄念を、はげしく首振って追い払いつつ、男はいそいで原稿用紙にむかった。
太宰治 猿面冠者 青空文庫
」 と叫んで追い払います。
太宰治 たずねびと 青空文庫
しまいには燗が冷めても手もつかず、奥方が酌に来ても眼で追い払いながら、しきりに腕を組み初めた。
夢野久作 斬られたさに 青空文庫
二度とそこへ行かないと今の夫に約束したが、二日ののち、この恐ろしい隣人どもを追い払いたい一心で、別の案を考えた。
THE YELLOW FACE 土色の顔 青空文庫
二人はしかたなくうるさく付きまつわる車夫を追い払いながら、潮の香の漂った濁った小さな運河を渡って、ある狭いきたない町の中ほどにある一軒の小さな旅人宿にはいって行った。
有島武郎 或る女 青空文庫
知識人がよしんばそれに対立するとしても、そのことで自己を保っていた支柱を数年前に失ってから、生活と文学とに何かを求めつつそれを追い払いつつ転々して来た跡は、文学の上に明瞭に見て来たところである。
宮本百合子 昭和の十四年間 青空文庫
又よく無頼漢や不良少年見たような者が生徒をからかいに来たり、母を脅迫してお金を強請ったりしましたが、そんな時も母は一人で叱り付けて追い払いました。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
作例 · 標準
例句