貰い湯
もらいゆ
名詞
標準
文例 · 用例
まだ其のほかに貰い湯というものがあった。
— 岡本綺堂 『明治時代の湯屋』 青空文庫
正月と盆の十六日は番頭の貰い湯と称して、焚物の実費だけを主人に支払い、入浴料はすべて自分の所得となるので、当日は番頭自身が番台に坐りやはり白木の三宝を控えて、例の「おひねり」の湯銭を受取るのであった。
— 岡本綺堂 『明治時代の湯屋』 青空文庫
菖蒲湯、ゆず湯、盆と正月の貰い湯、留桶新調、それらのほかに正月の三ヶ日間は番台に例の三宝を置いて、おひねりを受取る。
— 岡本綺堂 『明治時代の湯屋』 青空文庫
考えがあるのだ、君も、今のうちに柳さんを伴れて、いつものように洪沢信のところへ貰い湯に行って来たらどうだ。
— ――十四の場面―― 『安重根』 青空文庫