激増
げきぞう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #22064 · 青空 92 例
標準
sharp increase
文例 · 用例
× 天皇の悪口を言うものが激増して来た。
— 太宰治 『苦悩の年鑑』 青空文庫
五日の午後一時、昨日のすさまじい濁流はいくらか青みを冴え立たして来たが、一旦激増した水量はなかなかひきそうに見えない。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
その当時は、大化改新に於ける班田収授の制が廃れ、土地の兼併が行はれると共に、開墾することに依つて私有を認められる墾田、功労に依つて賜はつた功田などに依つて、荘園は激増してゐたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
朝廷に租税を収めない荘園の激増は、北畠親房もその神皇正統記に於て、乱国の始めだと云つて慨嘆してゐる如く、当時に於ける国家の大患であり、武士がその勢力を獲たのも、荘園が、その根拠を与へたからである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
かうした紀綱の紊乱に連れて、貴族及び豪族の私有地なる荘園は、ます/\激増したが、これ等の貴族豪族は、各自の荘園の治安を維持するため、各々の子弟もしくは臣従を武装せしめ、武技を錬らしめたのである。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
二葉亭の説に由ると、日本の醜業婦の勢力は露人を風化して次第に日本雑貨の使用を促がし、例えば鰹節が極めて滋味あり衛養ある食料品として露人の間に珍重されて、近年俄に鰹節の輸出を激増したのは露人が日本の醜業婦に教えられた結果である。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
さらに驚くべき事実は(実は当然の帰結かも知れないが)彼女のお蔭で私の患者がメキメキと激増した事であった。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
大正十二年九月以降、東京の市中に二重の職業を持つ婦人が激増した。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
作例 · 標準
深夜のオフィスは闃寂としており、人の気配が全くなかった。
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嵐が過ぎ去った後、世界は闃寂に包まれた。
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彼は闃寂とした空間で瞑想にふけった。
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