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薬包

やくほう
名詞
1
標準
chartula
文例 · 用例
然うすると、……あのお薬包と、かあいらしい爪取剪が一具と、……」 従弟の妻は、話しながら、こみあげ/\我慢したのを、此の時ないじやくりして言つた。
泉鏡太郎 続銀鼎 青空文庫
その中から抓み出した小型の注射器に蒸溜水を七分目ほど入れて、箱の片隅の小さな薬瓶の中の白い粉を、薬包紙の上に零すと、指の先で無雑作に抓み取りながら注射器の中へポロポロとヒネリ込んだ。
夢野久作 笑う唖女 青空文庫
私とおなじように、やっぱりお灸を据えられたのかと――そして祖母がよくはなす、「祖父が丸の内のお出入り屋敷へゆくと、向うから、薬包紙のように日にやけた小僧が、白い歯をだしてニヤニヤ笑いながら来るので、よく見たら家の息子だった。
長谷川時雨 流れた唾き 青空文庫
それ以来、薬包は絶対に手放さないようにして、帰りにも、なるべく寄り道をしないようにいたしておりました」「うむ」 野村にはすっかり分ったような気がした。
――二川家殺人事件 黄鳥の嘆き 青空文庫
重武は変装して千鶴につき纒って、絶えず薬包を狙っていたのだ!
――二川家殺人事件 黄鳥の嘆き 青空文庫
「一昨日薬を貰って帰る時、本当に薬包を手放した事はないかね」 野村はもう一度念を押した。
――二川家殺人事件 黄鳥の嘆き 青空文庫
薬包紙に残る指紋はもとより不完全なもので、だれのものともわからず、また、ある一定の人の指紋が現れたとしても、必ずしもその人が亜砒酸を投じたとは断定できません。
小酒井不木 愚人の毒 青空文庫
私が広貫堂でもらった記念の薬包みの一番底に反魂丹がはいっていた。
第二回 富山の薬と越後の毒消し≪富山県・新潟県の巻≫ 安吾新日本風土記 青空文庫
作例 · 標準
薬剤師が粉薬を薬包に分けてくれた。
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この薬包は食後に服用してください。
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持ち運びに便利なように、薬は個別の薬包に入っていた。
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2
標準
bagged charge (for artillery)
作例 · 標準
大砲に薬包を装填する準備ができた。
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彼は訓練で素早く薬包を扱う技術を身につけた。
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薬包の取り扱いには細心の注意が必要だ。
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