聴取書
ちょうしゅしょ
名詞
標準
文例 · 用例
三五郎は、証拠品として、菅笠を、それから、人々からの聴取書を持って、江戸へ引返してきた。
— 直木三十五 『大岡越前の独立』 青空文庫
それは警察署の聴取書綴のなかから発見したものであったが、事件は築地の或る公衆浴場の流し場で、仲間同士らしい裸の客がわあわあ喋っているのを、盗み聞きしていた一|浴客が、後にまたそれを他の者へ得々として喋っているところを御用となったものであった。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
帆村荘六は、この聴取書の話をたいへん面白く思った。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
あの聴取書に書いてあった三百坪の天井の高い工場とはここのことをいうのだな) 話にあったとおり窓が一つもない。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
が、それは殆ど形式的な調べで、簡単な聴取書を徴されて、支倉は放還せられたのだった。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
では今の自白の聴取書を拵えるから栂印を押せよ。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
従って神楽坂署の聴取書は根本から権威を失って終う。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫
神楽坂署にて申立てた件は第一の聴取書をのぞく外満足なのは少しもありません。
— 甲賀三郎 『支倉事件』 青空文庫