瑤々
瑤々
名詞
標準
文例 · 用例
瑤々と簾をゆるがしてゆく貴人の輦がある。
— 吉川英治 『源頼朝』 青空文庫
瑤々たる波騒いのかすかに立つところ、見ゆるが如くまた見えぬようでもある。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
――と、空ゆく雲のそれのように、静の水干の袖が瑤々とうごいた。
— 静御前 『日本名婦伝』 青空文庫
血に酔って、沸いていた城下の狂軍は、禁門の楼台に瑤々と翳された天子の黄蓋にやがて気づいて、「天子だ」「ご出御だ」 と、その下へ、わいわいと集まった。
— 群星の巻 『三国志』 青空文庫