要領のいい
ようりょうのいい異読 ようりょうのよい
表現形容詞-良い型多音語
標準
knowing how to swim with the tide
文例 · 用例
頭のいい、要領のいい点は、そういうところもあるだろうが、そうばかりとも思われない。
— 寺田寅彦 『二科会展覧会雑感』 青空文庫
彼らの生活は要領のいいものであるが生命力がない、整っているが魂が欠けている、滑らかだが深みがない。
— 三木清 『語られざる哲学』 青空文庫
きちんとした服装、血色のいい顔、要領のいい応答。
— 永井隆 『この子を残して』 青空文庫
要領のいい奴らで、戦争を遊山と心得てかりそめにも勇み立つようなところがない。
— その八 時計館の秘密 『明治開化 安吾捕物』 青空文庫
隠然とした長老とはいえ、もう派手な人気もなし、大した先々も望めないと見てとって要領のいいお仙は、手廻しよく見切りをつけていってしまったものらしかった。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
僕が俳句てどんなものですかと聞いたら、その時非常に要領のいい説明をされたので、感心して直ぐ馬鹿なことを聞いたものさ。
— ――漱石先生に関する事ども―― 『冬彦夜話』 青空文庫
どうもひどく要領のいいやつで、うしろのほうへ来て、足ぶみなんかしてしきりに下知している。
— 日光の巻 『丹下左膳』 青空文庫
神谷は、既に千久馬から聞いたあらましの事情を、なほ腑に落ちないところがあると云つて、要領のいい質問をした挙句、「深水の奴、近頃神妙な顔をしてますよ。
— 岸田國士 『双面神』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は要領のいい人で、面倒な仕事はいつも人に押し付ける。
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要領のいい彼は、上司に気に入られ、昇進が早かった。
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もう少し要領のいい立ち回り方を身につけるべきだ。
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