先々代
せんせんだい
名詞名詞-の形容詞
標準
the one before last
文例 · 用例
そんな風にどの人をも先々代時分の人だと看做して給仕をしてとうとう小さいオスワルドの所へ来た。
— DAS FAMILIENFEST 『祭日』 青空文庫
草田氏の家と僕の生家とは、別に血のつながりは無いのだが、それでも先々代あたりからお互いに親しく交際している。
— 太宰治 『水仙』 青空文庫
其頃(明治の初年)は芝の石竜子(先々代)や馬道の千枝田(?
— 内田魯庵 『人相見』 青空文庫
緑雨のお父さんというは今の藤堂伯の先々代で絢尭斎の名で通ってる殿様の准侍医であった。
— 内田魯庵 『斎藤緑雨』 青空文庫
この一札こそは、まさしく先々代の名所司代職板倉内膳正殿が、町人下郎共の賄賂請願をそれとなく遠ざけられた世に名高い制札の筈じゃ。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
それに見える八郎次殿はたしか先々代の筈、当主十郎次は身共同様同じ八万騎のいち人じゃ。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
これなる床の軸にも見える通り、御先々代八郎次さまは至っての偉物でな、病気平癒の祈願を籠めてさしあげたは、かく言う沼田正守がまだ壮年の砌のことじゃ、それ以来当豊明権現を大変の御信仰で、あの一札にもある通り、貢納米から労役人夫、みな行き届いた御仕方じゃ。
— 日光に現れた退屈男 『旗本退屈男 第八話』 青空文庫
ゴルトン法に従つて私は私の知るかぎりの先々代を想像すると、痴愚と滑稽と猪勇と怯懦とがの配率をもつて露はに算えられた。
— 牧野信一 『剥製』 青空文庫
作例 · 標準
この家は、先々代から受け継がれた古いものだ。
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先々代の社長の時代に、会社は大きく発展した。
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先々代のおじいさんが、この物語を書き残したらしい。
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