黒縅
くろおどし
名詞
標準
文例 · 用例
――織田殿の御内にて、服部小平太ともうす者」 声があったかと思うまに、黒縅しに黒鉄の鉢兜を眉ぶかにかぶった偉丈夫を見た。
— 第二分冊 『新書太閤記』 青空文庫
――ご助勢に駈けつけて下されたのは」 近づいて行くと、「先頃は」 と、黒縅の鎧に身をかためた一将が、にやにや笑いながら士卒の中から出て来た。
— 第三分冊 『新書太閤記』 青空文庫
「黒縅しの御一領は、昨日仕上り、龍泉の方へ届け申し上げておきましたが」「ム、見た。
— 筑紫帖 『私本太平記』 青空文庫