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燃え出す

もえだす
動詞-五段-サ行動詞-自動詞
1
標準
to catch fire
文例 · 用例
火が、ぴしぴし、音を立てて、盛に燃え出すと、樺の立木の葉が、鮮やかに、油紙の屋根に印して、劃然とした印画が炙り出される。
小島烏水 白峰山脈縦断記 青空文庫
軒が燃え出すまでの、焔の順序が面白かった。
太宰治 春の盗賊 青空文庫
濠の真中で燃え出すを合点の向には、幾度も拵へて乗せて進ぜる。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
眼が黒く光り出す、急に恐ろしくなつて粉紅の円い球をぐいと右の頬辺ににじりつける、と紅い日の丸の烙印が如何にも道化らしくパツと燃え出す、面白い、左へもひとつぺたりとにじりつける、あはは、泣つ面がやつと笑ひ出した。
北原白秋 桐の花 青空文庫
しかしまたこッそり乳くり合っているのかも知れないと思えば、急に僕の血は逆上して、あたまが燃え出すように熱して来た。
岩野泡鳴 耽溺 青空文庫
夜の色がだんだんに薄紫色に薄らいで行き、やがて東の空が橙色に燃え出すと多鶴子と別々にすごした悩ましい時間ももはやどこかへ消え去ってしまった想いで、じたばたと立ち騒ぐ心も諦めのなかに沈んでしまった。
織田作之助 青春の逆説 青空文庫
その寂かな村落にもく/\と黒く黄い烟が立昇つて、ばち/\と木材の燃え出す音!
田山花袋 重右衛門の最後 青空文庫
青い木立の中に黒く光る甍と、白く輝く壁とが、西日を受けて、今にも燃え出すかと思はれるほど、鮮やかな色をしてゐた。
上司小劍 東光院 青空文庫
作例 · 標準
漏電が原因で、古い木造アパートの壁の中から突然火が燃え出した
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乾燥した日が続いていたため、山火事が一度燃え出すと食い止めるのは困難だ。
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マッチを擦ると、小さな火がシュッと音を立てて勢いよく燃え出した
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燃え出す(もえだす) — 幻辞.com