古今東西
ここんとうざい
名詞
標準
all times and places
文例 · 用例
夢想家が、この世で成功したというためしは、古今東西にわたって、未だ一つも無かったと言ってよい。
— 太宰治 『砂子屋』 青空文庫
夢想家が、この世で成功したといふためしは、古今東西にわたつて、未だ一つも無かつたと言つてよい。
— 太宰治 『砂子屋』 青空文庫
思うに偉人は自覚的成功なし、活動に起り活動に終るは偉人の常なるがごとく、古今東西の偉人多くはしかるを見る、豊公の如き奈翁の如き、彼らは活動を知って満足を知らざるに似たり、偉人の成功は活動にして偉人の満足又活動に存するか。
— 正岡先生論 『絶対的人格』 青空文庫
理屈はぬきにして古今東西を通ずる歴史という歴史がほとんどあらゆる災難の歴史であるという事実から見て、今後少なくも二千年や三千年は昔からあらゆる災難を根気よく繰り返すものと見てもたいした間違いはないと思われる。
— 寺田寅彦 『災難雑考』 青空文庫
ところが、友人のほうは、その夜はどうした事か、ひどく元気で、古今東西の芸術家を片端から罵倒し、勢いあまって店の主人にまで食ってかかった。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
こういう現象は古今東西を問わずよくある事である。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
古今東西に亘って輩出した哲人、偉人、英雄の殆んど大部分が、それぞれ信仰を以て心身の拠りどころとし、充分の活躍をなしたのは明白な事実であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
言葉のない愛情なんて、古今東西、どこを捜してもございませんでした、とお母さんに、そう伝えてくれ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
作例 · 標準
古今東西、不老不死の妙薬を求めて旅をした権力者は少なくない。
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この映画は、古今東西のあらゆる神話をモチーフにして作られている。
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嘘をついてはいけないというのは、古今東西の共通した道徳である。
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ウィキペディア曖昧さ回避
古今東西(ここんとうざい) 昔から今まで、あらゆる場所で。いつでもどこでも。「古今」は時間の流れ、「東西」は空間の広がり。「東西古今(とうざいここん)」ともいう。
出典: 古今東西 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0