虎蛾
とらが異読 トラガ
名詞
標準
Chelonomorpha japona (species of owlet moth)
文例 · 用例
どうせ戻り腕車はねえんだで、悪くすると、お客をのせて山|越を、えッちら、おッちら、こちとらが分際で、一晩湯治のような寸法になりそうだ。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
」 六十一「そこでお前さん、何だって、世帯をお仕舞えなさるんだか、金銭ずくなら、こちとらが無尽をしたって、此家の御夫婦に夜遁げなんぞさせるんじゃねえ、と一番しみったれた服装をして、銭の無さそうな豆腐屋が言わあ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
こっちとらが宜い所へ世話をしようと云うのに、一人娘だから出されぬのなんのと、面倒な事を言っていて、とうとうそんなことわり憎い壻さんが来るようになったと云うものもある。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
やっぱりそれこちとらがお花主の方に深いのが一人出来て、雨の夜、雪の夜もじゃ。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
お島はおとらが、その頃のことを何かのおりには作に言聞かせているのを善く聞いた。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
おとらが内々お島の婿にしようと企てているらしい或若い男の兄が、その頃おとらのところへ入浸っていた。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
十 お島は養父が、二三軒の知合の家へ葉書を出したことを知っていたが、おとらが帰ってから、漸と届いたおとらの生家の外は、その返辞はどこからも来なかった。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
十五 或日の午後におとらが迎いに来たとき、父親も丁度家に居合せて、ここから二三町先にある持地で、三四人の若い者を指図して、可也大きな赤松を一株、或得意先へ持運ぶべく根拵えをしていた。
— 徳田秋声 『あらくれ』 青空文庫
作例 · 標準
夜の街灯の下で、虎蛾が羽を休めているのを見かけた。
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虎蛾の鮮やかな模様は、天敵に対する警告色の役割を果たしている。
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夏休みの自由研究で、近所の森に生息する虎蛾の分布を調査した。
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