応再
おうさい
名詞
標準
文例 · 用例
百姓なんぞは幾人斬ってもかまわない、このくらいのことで、済まなかったと考える神尾ではないが、ここで捕まれば一応再応は吟味を受ける、そうなると必ず自分の分が悪くなる、そこで、取押えられてはならない、この場合は一刻も早く逃げなければならない、何を措いても身を隠すことが急だ!
— 恐山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
今晩これから図書室へ参入して、その五月丸物語を、もう一応再吟味することによって、この行の決定的断定の資料とするわけにはゆかないか―― 駒井甚三郎は、散漫な頭脳をそこへ統一して、驀然に船の図書室へ向って参入してしまいました。
— 京の夢おう坂の夢の巻 『大菩薩峠』 青空文庫