逐放
逐放
名詞
標準
文例 · 用例
で意識が、歴史的社会の存在に依存し、夫によって規定されるなどという、折角の超個人的・社会的・意識の特色は、いつの間にか話題の外に逐放されて了っている。
— 戸坂潤 『イデオロギー概論』 青空文庫
だから実は相剋の止揚ではなくて、相剋の単純な無視逐放なのであるが、それは後々見て行こう。
— 戸坂潤 『挙国一致体制と国民生活』 青空文庫
之が形の上だけでも無視され逐放され得るためには、よほど莫大な何等かのエネルギーが必要である。
— 戸坂潤 『挙国一致体制と国民生活』 青空文庫
法も行き過ぎてはこれを明かに処すこともできず、法なきほうが勝るようなことになる」 長作の身は、命じて長屋で飯を食べさせ、領外へ逐放してすましてしまった。
— 吉川英治 『梅里先生行状記』 青空文庫