諸党
しょとう
名詞
標準
文例 · 用例
そしてまたそれ以上に、共産党は資本主義諸党と同じく、しかもより油断のならない、僕等無政府主義者の敵であることが分った。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
反対諸党は合同して一人の候補者を出す筈であったのだが、この謀叛人側の前景気がばかにいいのに恐れをなしてまったくひっこんでしまったので、本当の一人天下で当選したのだ。
— 大杉栄 『日本脱出記』 青空文庫
けれどもこの大敗北は同時に革命的諸党と革命的階級にとって極めて有益なる教訓であったし、歴史的弁証法の教訓、全ての政治的闘争を如何にして遂行すべきであるかという事についての理解と技術との教訓であった。
— ――ソヴェト同盟の国家体制と日本の国家体制―― 『労働者農民の国家とブルジョア地主の国家』 青空文庫
ただそれがなお主観的と考えられるのは、実はそれが対立した諸党派の一つのものにぞくするからではなくて、その党派を支持することが再び専ら自己個人の主観的な関心に帰着すると考えられるからに外ならない。
— 戸坂潤 『現代哲学講話』 青空文庫
だが最近の所謂軍部案による議会政治否定説に刺激されて、民政、政友、社大、の諸党が反ファッショの気勢をその言論に現わすだけの多少の余裕を示したことは、日本ファッショ化過程が原始的な抵抗を呼び起こしつつあることを物語る一例にはなる。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
だが所謂軍部案による議会政治否定説に刺激されて、民政、政友、社大、の諸党が反ファッショの気勢をその言論に現わすだけの多少の余裕を示したことは、日本ファッショ化過程が原則的な抵抗を呼び起こしつつでなければ行なわれない型のものであることを物語る一例になる。
— 戸坂潤 『現代日本の思想対立』 青空文庫
三河|幡豆郡地方には、足利一族の吉良、西条、一色、今川、東条などの諸党がいた。
— あしかが帖 『私本太平記』 青空文庫
吉良、今川、仁木、乙川、西尾の諸党、みなそれである。
— 千早帖 『私本太平記』 青空文庫