趣味嗜好
しゅみしこう
名詞
標準
interests and preferences
文例 · 用例
ただその異なるところは、國による風俗傳説の相違、及び時代による趣味嗜好の異別にすぎない。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
先生の詩人たる所以を知り先生の作物の価値を知らんとするならば、まず先生の趣味嗜好を研究してみるが、最も根本的で、そして近道であろう。
— 伊藤左千夫 『竹乃里人』 青空文庫
その家の構造、その令嬢の部屋の位置、財産預金先、家族の状態、起床時と就寝時、一般の家風、令嬢の生活状態、お小遣いの多寡、趣味嗜好、朋友関係、月経の来潮期、手紙を遣る人と来る人の名前、殊にその内容は必要で、ドンなタチの女か、物になるかならないかを判断する。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
食品に、趣味嗜好を豊かにするのは、人生に滋情を蓄えるものであろう。
— 佐藤垢石 『香魚と水質』 青空文庫
それを所有せる人にてすらなほ他の趣味嗜好を有してゐる。
— エレン・ケイ 『恋愛と道徳』 青空文庫
料理人の生活と労働者級の生活とは、それほど生活程度がちがわないから、調子のはずれるようなことはまずないのだが、これが貴人だったり、大臣級であっては、一料理人の生活及び頭脳とは、あまりにもへだたりがありすぎるため、到底、高級生活者の趣味嗜好を理解することは困難である。
— ――新雇いの料理人を前にして―― 『日本料理の要点』 青空文庫
そうであるなら、趣味嗜好に徹する大臣級をして、満足させるには、料理人において、たとえ教育や学問は身に具えなくても、質においては、まさに大臣級の天分を有する者でなければ、真に大臣級を動かし得るものではないという理論も成り立つだろう。
— ――新雇いの料理人を前にして―― 『日本料理の要点』 青空文庫
実用させるには、色々な植物で染めたところの有らゆる染物を大いに世の中に供給する一方、やはり店屋の看板と同じような具合にこれを世間に見せびらかしてこれに対する趣味嗜好を喚起せねば、誰も知らずに居るから用いる人もないという訳で、どうしても見せびらかすということが必要であります。
— 牧野富太郎 『植物記』 青空文庫
作例 · 標準
ネット広告はユーザーの趣味嗜好を分析し、最適な商品を表示するように設計されている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
多様な趣味嗜好を持つ現代の消費者に対応するため、企業はターゲットの細分化を進めている。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
結婚相手とは、性格だけでなく趣味嗜好も似ている方が長続きすると言われることが多い。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview