お台場
おだいば
名詞
標準
Odaiba (artificial island in Tokyo Bay)
文例 · 用例
かの「お台場」は、泛ぶが如くに横わっている。
— 岡本綺堂 『一日一筆』 青空文庫
この人々の阿父さんや祖父さんは、六十年|前にここを過ぎて、工事中のお台場を望んで、「まあ、これが出来れば大丈夫だ」と、心強く感じたに相違ない。
— 岡本綺堂 『一日一筆』 青空文庫
)福岡市|須崎お台場に在る須崎監獄の典獄(刑務所長)となり、妻帯後間もなく解職し、爾後、数年閑居、日清戦役後、台湾の巡査となって生蕃討伐に従事した。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
そうして自身は制服のままお台場の突角に立って海上を見渡していると、やや暫くしてから足下の石垣をゾロゾロ匐い登って来る者が居る。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
明治四十三年の四月、桜の真盛りに、福岡市の洲崎お台場の空地(今の女専所在地)で九州沖縄八県聯合の共進会があった。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
きのうの不出来は例外であるが、一体に近年はお台場の獲物がひどく少なくなったらしいと老人は云った。
— 海坊主 『半七捕物帳』 青空文庫
若い時、彼のペルリの渡来時分、お台場の工事を引き受け、産を造ったのだそうで、この亀岡氏は先代の目がねによって亀岡家へ養子になったなかなか立派な人でありました。
— 東雲師逝去のこと 『幕末維新懐古談』 青空文庫
お台場が大分まじっているな」「お台場は性が悪いと云うから、なるたけ取らない事にしているのだけれど……」「おれ達の家の金は、きょう有って明日ねえのだ。
— 吉良の脇指 『半七捕物帳』 青空文庫