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先を争って

さきをあらそって
表現
1
標準
fighting to be first
文例 · 用例
すると『それ貝が鳴った』とばかり、夫人を初め女中や書生たちが大騒ぎをし、先を争って離れの書斎に駈けつけた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
昇降箱が到着して扉が開くと先を争って押し合いへし合いながら乗り込む。
寺田寅彦 蒸発皿 青空文庫
するとおおぜいの人々は、降りる人を待つだけの時間さえ惜しむように先を争って乗り込む。
寺田寅彦 電車の混雑について 青空文庫
それにもかかわらず、大多数の東京市内電車の乗客は、長い休止の後に来る最初の満員電車に先を争って乗らなければ気が済まないように見える。
寺田寅彦 電車の混雑について 青空文庫
しかし満員電車をきらうか好くかは「趣味」の問題であろうから、多数の乗客がもし満員電車に先を争って乗る事に特別な興味と享楽を感じるならば、それはいたし方がない。
寺田寅彦 電車の混雑について 青空文庫
くずれ終わると見物人は一度に押し寄せたが、酔狂な二三の人たちは先を争って砕けた煉瓦の山の頂上へ駆け上がった。
寺田寅彦 LIBER STUDIORUM 青空文庫
退社時刻には、一建築の中に通勤する数万の人達が、先を争って帰途を切り開かんと、物凄い労力と苦心が行われます。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
」その声を聞き、忽ち先を争って、手のある限りの者は右往左往、おのれの分前を奪い合った。
太宰治 心の王者 青空文庫
作例 · 標準
ゴールテープを切ろうと、選手たちは先を争って最後の直線に入った。
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限定販売のチケットを求めて、人々は先を争って列に並んだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
新しい技術の開発競争では、どの企業も先を争って研究を進めている。
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先を争って(さきをあらそって) — 幻辞.com