聞きもしないで
ききもしないで
表現
標準
without even asking
文例 · 用例
と、それに対する彼の答をろくに聞きもしないで、「これから床屋へ行って来る。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
老僧は法王の考えを聞きもしないで老爺を先にたてて無言のまま出て行き、祝福は今まで通りつづく。
— 宮本百合子 『胚胎(二幕四場)』 青空文庫
ところが女王は、碌々聞きもしないで又急に話をかへた。
— BALTHASAR 『バルタザアル』 青空文庫
が、それにも拘らず、彼は自分の喜びを隠すことが出来ずに、チチコフに対してばかりか、そんなものがあるかないか聞きもしないで、彼の子供に対してまで、ありとあらゆる祝福の辞を述べたものだ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
三 らいてうさま、 時折来訪される人で、あなたをよく知らないで嫌いだといって、あなたの事といえばよく聞きもしないで悪くキメつけるお爺さんが御座います、紅蓮洞という人です。
— 長谷川時雨 『平塚明子(らいてう)』 青空文庫
米友もそのことは聞きもしないで、直ちに出立の暇乞いをしました。
— お銀様の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「まあ、やめておく」と私がいうと彼は、「みょうなやつだな、終いまで聞きもしないで。
— 久生十蘭 『南部の鼻曲り』 青空文庫
それっきりもう何も母は説明もせず、私も何も聞きもしないで、そのままにすごしてしまった。
— 柳田国男 『故郷七十年』 青空文庫
作例 · 標準
「本当の事情も聞きもしないで、勝手な推測だけで人を責めるのはやめてください」
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「ええっ、私の意見も聞きもしないで、もう旅行の行き先を決めてしまったの?」
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彼は相手の説明を最後まで聞きもしないで、怒鳴りながら部屋を飛び出して行った。
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