知識学
ちしきがく
名詞
標準
文例 · 用例
この問題に関する哲学的考察はまた知識学とも知識哲学とも称せられている。
— 三木清 『哲学入門』 青空文庫
「科学論」(Wissenschaftslehre)――但しフィヒテやB・ボルツァーノやの Wissenschaftslehre(知識学・其の他)のことではない――や「方法論」やその意味での「認識論」や「論理学」は、大抵実証に対立するこの種の批判としての哲学の、逃避場であり安息所である。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
尤も科学論と云っても、一般的に言葉通りに、科学乃至学問に関する統一的研究と見透しであるに止まらず、実際には、単に知識一般の根本理論であることもあるし(フィヒテの「知識学」)、又従って一種の論理学原論である場合もある(ボルツァーノの「知識論」乃至『科学論』)。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
叙述様式がそのまま実在の体系だと考えたものは代表的なドイツ観念論者フィヒテであった(その『知識学』)。
— 戸坂潤 『科学論』 青空文庫
個性の概念はそれ自身に個性の理解乃至取り扱いの概念を伴わない、それは例えば知識学的に取り扱われることの出来ない概念であろう**。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫
性格は恰も之に反して、常に知識学的な又は多少の注意を怠らずに言葉を使用するとして認識論的な、課題を含んでいる。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫
性格概念はこの意味に於て人間的概念であり、知識学的通路を用意している。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫
併しかかる能力は形而上学的実在の規定であって、知識学的な通路を意味するものではない。
— 戸坂潤 『イデオロギーの論理学』 青空文庫