集水
しゅうすい
名詞
標準
文例 · 用例
幸い総司令部天然資源局の好意により、二六七平方キロに及ぶ全集水区域にわたって、三回の航空写真測量が行なわれ、積雪分布及びその融解状況が明かにされた。
— 中谷宇吉郎 『国際雪氷委員会のことなど』 青空文庫
目的が川へ流れ出る水の量を予知するところにあるので、この調査は、一つの川の集水区域全体について行なう必要がある。
— 中谷宇吉郎 『雪は資源である』 青空文庫
或る川の集水区域というのは、前にも説明したように、この区域の周囲をめぐっている分水嶺でかこまれた地域のことである。
— 中谷宇吉郎 『雪は資源である』 青空文庫
もちろん全国の測候所で、降雪量の測定も、積雪量も測っているので、それ等の値から計算すれば、一つの集水区域に積っている雪の全量も分りそうなものだと思われるかもしれない。
— 中谷宇吉郎 『雪は資源である』 青空文庫
日本のように、今まで一度も積雪調査のしてないところで、一回ですぐ役に立つ資料をとろうと思ったら、こういう相対的方法でなく、全集水区域に積っている雪の全量を測る必要がある。
— 中谷宇吉郎 『雪は資源である』 青空文庫
これをやろうとすると、どうしても、全集水区域の航空写真が必要となって来る。
— 中谷宇吉郎 『雪は資源である』 青空文庫
しかし初めから全大雪山系にとっかかることは不可能であるから、上流に於ける支流の一つ、忠別川の集水区域について測定することにした。
— 中谷宇吉郎 『雪は資源である』 青空文庫
集水区域三百五十八平方キロのうち、山地流域に属する二百五十六平方キロの地域について、この調査を行なうことにした。
— 中谷宇吉郎 『雪は資源である』 青空文庫