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間の宿

あいのしゅく
名詞
1
標準
resting place between inn towns (Edo period)
文例 · 用例
時又は川添ひの間の宿で、一寸した料理屋が川端にある。
小島烏水 天竜川 青空文庫
自分の永い間の宿念の力がとうとう彼女の仮面を剥がしたようにも思えた。
岡本かの子 宝永噴火 青空文庫
何の巧もないが、松並木、間の宿々、山坂掛け、道中の風情見る如し。
泉鏡太郎 麻を刈る 青空文庫
日坂は金谷と掛川との間の宿で、承久の宗行卿や、元弘の俊基卿で名高い菊川の里や、色々の人たちの紀行や和歌で名高い小夜の中山などは、みなこの日坂附近にある。
岡本綺堂 小夜の中山夜啼石 青空文庫
間の宿で、世事の用は聊かもなかつたのでありますが、可懷の餘り、途中で武生へ立寄りました。
泉鏡花 雪靈記事 青空文庫
間の宿で、世事の用はいささかもなかったのでありますが、可懐の余り、途中で武生へ立寄りました。
泉鏡花 雪霊記事 青空文庫
枝の下を、首のない躯と牛は、ふと又歩を緩く、東海道の松並木を行く状をしたが、間の宿の灯も見えず、ぼツと煙の如く消えたのであつた。
泉鏡花 雨ばけ 青空文庫
間の宿とまでもいい難きところなれど、幸にして高からねど楼あり涼風を領すべく、美からねど酒あり微酔を買うべきに、まして膳の上には荒川の鮎を得たれば、小酌に疲れを休めて快く眠る。
幸田露伴 知々夫紀行 青空文庫
作例 · 標準
例句