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明末

みんまつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
それからしばらくして水戸という駅を通過し、これは明末の義臣|朱舜水先生の客死されたところ、Wandervogel の大先輩の悲壮の心事を偲び、少しく勇気を得て仙台に着いた。
太宰治 惜別 青空文庫
も一ツ古い談をしようか、これは明末の人の雑筆に出ているので、その大分に複雑で、そしてその談中に出て来る骨董好きの人の性格|風には名高い人※もあり、勿論虚構の談ではないと考えられるのである。
幸田露伴 骨董 青空文庫
明末の李自成が落第に憤慨して流賊となつたやうなものであると、秀堅は論じてゐるが、それは少しをかしい。
幸田露伴 平将門 青空文庫
も一ツ古い談をしようか、これは明末の人の雑筆に出てゐるので、其の大分に複雑で、そして其談中に出て来る骨董好きの人の性格|風には名高い人※も有り、勿論虚構の談では無いと考へられるのである。
幸田露伴 骨董 青空文庫
この章を宋儒が禅宗臭くしたのは好ましくないのに、明末の陽明学派の扱い方はいよいよ禅宗の臭味を帯びていよいよ好ましくない。
幸田露伴 一貫章義(現代訳) 青空文庫
明末四公子の一人として、風流の名をほしいままにした冒巣民の愛妾小苑のごときは、その僅なうちの一人に相違なかった。
薄田泣菫 艸木虫魚 青空文庫
正保元年、明朝が亡びて清朝となったころから、明末の志士、儒者なぞのこの国に来て隠れるものもすくなくはなく、その後のシナより長崎に渡来する僧侶で本国の方に名を知られたほどのものも年々絶えないくらいであった。
第二部下 夜明け前 青空文庫
」「明末に清これを毀ち、なおいまだ修せられず」「何んの木の橋ぞ?
国枝史郎 銅銭会事変 青空文庫