横っ飛び
よこっとび
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
jumping sideways
文例 · 用例
蟹について 阿部次郎のエッセイの中に、小さい蟹が自分のうちの台所で、横っ飛びに飛んだ。
— ――当りまえのことを当りまえに語る。 『もの思う葦』 青空文庫
安来|千軒、名の出たところ、 コラサッと、この時、笊を前のめりに、ひょろひょろと、横っ飛びに蹌けかかった黒んぼがある。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
その間を粉のような灰色の雪が横っ飛びにケシ飛んでいた。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
」と叫んだ長崎左源太、斬り込みはしない、太刀を引き、パッと横っ飛びに逃げ出した。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
吾輩は運転手に切符を渡すと、横っ飛びに電車から降りて、角の焼芋屋の活動ビラの蔭に佇んだ。
— 夢野久作 『山羊髯編輯長』 青空文庫
東小路中納言だなんて、俺あ、横っ飛びに、逃げ出したよ」「あはははは、今夜、久し振りに、一席叩いてこまそ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
横っ飛びにすっとんで来たが――若旦那」 と、いって、片手で、何かを拝んで「死んだ大旦那様の御加護だ。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫
振り込んで来る得物の下をかいくぐって、横っ飛びに、もういつか、五間あまり、駆け抜けていた。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
標準
running hurriedly (with one's body bent forward)