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走馬灯

そうまとう
名詞頻度ランク #40159 · 青空 20
1
標準
revolving lantern
文例 · 用例
その頃ろ正岡君が歌に関する議論の変化は劇いもので走馬灯のようでした、昨と今とは全然違うという調子で、議論主張は変るのが当然である、終始一貫などと詰らぬことだというて居られた。
伊藤左千夫 子規と和歌 青空文庫
おもちゃ屋の隣に今川焼があり、今川焼の隣は手品の種明し、行灯の中がぐるぐる廻るのは走馬灯で、虫売の屋台の赤い行灯にも鈴虫、松虫、くつわ虫の絵が描かれ、虫売りの隣の蜜垂らし屋では蜜を掛けた祇園だんごを売っており、蜜垂らし屋の隣に何屋がある。
織田作之助 アド・バルーン 青空文庫
――ひたすら、刀ヲ抽キテ水ヲ断レバ水更ニ流レ、杯ヲ挙ゲテ愁ヲ銷サントスレバ愁更ニ愁フともいふべき焦燥にさへ駆られながら、思ひ出の走馬灯は限りもない勢ひで回転するものの私は途すがら落花に遇つて長く歎息する面持で絶望と陶酔の島を遍歴して来たに過ぎない。
牧野信一 文学的自叙伝 青空文庫
出来事が走馬灯のごとく人を驚かして続々出る。
夏目漱石 作物の批評 青空文庫
元園町から人力車にゆられてゆく途中はかなりに寒かったが、車の走るにしたがって、往来の景色が走馬灯のようにだんだん変わってゆくのを、その頃の子供たちはめずらしがって喜んだものであった。
岡本綺堂 明治劇談 ランプの下にて 青空文庫
走馬灯まはれ、まはれ、走馬灯
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
走馬灯は幾たびまはればとて、曲もなき同じふやけし馬の絵なれど、猶まはれ、まはれ、まはらぬは寂しきを。
與謝野晶子 晶子詩篇全集 青空文庫
私の頭の中には、蓄音機や音盤やモールス符号やメントール侯爵の顔や島の娘の顔が、走馬灯のようにぐるぐると廻る。
海野十三 暗号音盤事件 青空文庫
作例 · 標準
祖父の家には、今では珍しくなった古い走馬灯が飾られていた。
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お盆の夜、走馬灯に照らされた影が障子の上を静かに回っている。
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昔ながらの玩具屋で、色鮮やかな走馬灯を見つけて思わず足を止めた。
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2
標準
ever-changing scene (e.g. life flashing before one's eyes)
作例 · 標準
車に撥ねられそうになった瞬間、幼い頃からの記憶が走馬灯のように頭をよぎった。
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刻々と変化する都心の夜景は、まるで走馬灯を見ているかのようだ。
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故郷を離れる日の光景が、目を閉じるたびに走馬灯となって現れる。
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