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訳商

やくしょう
名詞
1
標準
文例 · 用例
その六は安政四年、「和英對譯商用便覽」を出版してゐること。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
安政三年に「和蘭文典文章篇」、同三年に「和英對譯商用便覽」、同五年に「物理の本」である。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
また前記三著のうち「和英對譯商用便覽」も一册現存して、安政元年にイギリス船へも開港した長崎の商取引のため、若しくは蘭語から英語にうつりつつあつた時代に魁けたものだといはれる。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫
昌造この時期の心中を、私らはわづかの記録や遺作によつて想像するよりないが、「和英對譯商用便覽」が一枚板の木彫で、わづかに和製洋文字のノンブルを附けたに過ぎないものであつたのをみれば、ときには大きな絶望に襲はれることもあつたかと思ふ。
徳永直 光をかかぐる人々 青空文庫