川淀
かわよど
名詞
標準
文例 · 用例
繩の浦ゆ背向に見ゆる奥つ島|榜ぎ回む舟は釣し(釣を)すらしも (巻三・三五七)阿倍の島|鵜の住む磯に寄する浪|間なくこのごろ大和し念ほゆ (同・三五九) ○吉野なる夏実の河の川淀に鴨ぞ鳴くなる山かげにして 〔巻三・三七五〕 湯原王 湯原王が吉野で作られた御歌である。
— 斎藤茂吉 『万葉秀歌』 青空文庫
筏を組むにはいわゆる川淀の潭をなしてしばらく流木を駐め得る所たることを要するが、それと同時に必要な条件は、なるべく近くに筏を結ぶツヅラの多く採取し得らるることである。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫