疾うから
とうから
副詞
標準
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文例 · 用例
」爾薩待「ええ、ええ、それはね、疾うから私は気が付いていましたが、針金虫の害です。
— 郷土喜劇 『植物医師』 青空文庫
)おみの そなたは疾うからこゝに住み込んで、屋敷の案内も知つてゐやらう。
— 岡本綺堂 『佐々木高綱』 青空文庫
疾うから知れてゐる彼等の内容を、一種の刺戟に充ちた異様の眼で、特別に眺めた丈である。
— 夏目漱石 『点頭録』 青空文庫
「あの、父の所へ疾うから行って見よう、行って見ようと思っていながら、もう随分長くなりましたもんですから」 細かい器械がどう動くかは見えても、何をするかは見えない。
— 森鴎外 『雁』 青空文庫
お父様が古かね屋にでも遣っておしまいなさるお積で、疾うから蔵にしまってあったのを、引き出してお置になったのかも知れない。
— 森鴎外 『ヰタ・セクスアリス』 青空文庫
お菊は若い番頭の清次郎と疾うから情交があって、ときどき外で忍び逢っている。
— 石燈籠 『半七捕物帳』 青空文庫
お熊は下女のお久の取持で手代の忠七と疾うから起誓までも取交している仲であった。
— 岡本椅堂 『黄八丈の小袖』 青空文庫
この男は沖縄人で相貌が内地人らしくないので疾うから覘われていたのだそうだと、当人が後に来ての話である。
— 内田魯庵 『最後の大杉』 青空文庫
作例 · 標準
「ああ、その話なら疾うから知ってるよ。」
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彼は疾うからこの計画に反対していた。
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その噂は疾うから街中に広まっていた。
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