蜜房
みつぼう
名詞
標準
文例 · 用例
まあ、思つてもみて下され――蜜房を持つてくるてえと、部屋ぢゆうにぷんぷんと芳香がみなぎりわたるといふ始末でな、いや、とてもとても想像することも出来ませぬくらゐ、まるで涙か、それともよく耳環にはめる高価な水晶のやうに、混りつけのない蜂蜜ですぢやて。
— VECHERA NA HUTORE BLIZ DIKANIKI 『ディカーニカ近郷夜話 前篇』 青空文庫
』七六 蜜房 蜜を貯へておくために、そして幼虫を育てる為めに、蜂はその蜜蝋で蜜房といふ一方の端は開き一方の端は塞がつてゐる小さないくつもの室をつくる。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
『蜜房は背中合はせに、塞がつてゐる方の側同志が結びついて、対になつて水平におかれる。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
まづ何よりも蜜房がどうして出来てゐるかを見よう。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
蜂はその必要を感ずるとその輪のひだから蜜蝋のうすい層を引きだして蜜房の材料にする。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
『その蜜房は幾何学的な排列で特別に珍らしいものだつて。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
『蜜房は、或ものは蜜を入れておく倉庫のやうに、或ものは幼虫の為めの巣のやうに使はれる。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫
それは自分を痩せさせて滲み出させた処のものを以て蜜房をつくつてゐるのだ。
— STORY-BOOK OF SCIENCE 『科学の不思議』 青空文庫