沃饒
沃饒
名詞
標準
文例 · 用例
すなわちデンマーク国の欧州大陸に連なる部分にして、その領土の大部分を占むるユトランド(Jutland)の荒漠を化してこれを沃饒の地となさんとの大計画を、彼はすでに彼の胸中に蓄えました。
— 信仰と樹木とをもって国を救いし話 『デンマルク国の話』 青空文庫
神と天然とが示すある適当の方法をもってしますれば、この最悪の状態においてある土地をも元始の沃饒に返すことができます。
— 信仰と樹木とをもって国を救いし話 『デンマルク国の話』 青空文庫
『読史余論』の著者新井白石が、そのなかで信長成功の理由を色々挙げたうちに、応仁の乱後の人戦闘を好みて民力日々に疲れ、国財日々乏しかりしに備後守信秀|沃饒の地に拠つて富強の術を行ひ耕戦を事とし兵財共に豊なりしに、信長其業をつぎ、英雄の士を得て百戦の功をたつ。
— 菊池寛 『桶狭間合戦』 青空文庫