親神
おやがみ
名詞
標準
文例 · 用例
五百の里親神田紺屋町の鉄物問屋日野屋忠兵衛方には、年給百両の通番頭二人があつて、善助、為助と云つた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
即、天照大神などを始め、とてつもない程沢山の神々の親神であるいざなぎのみこと・いざなみのみことの最初にお生みになつたのが、此淡島神で、次が有名な蛭子神であつた。
— 折口信夫 『雛祭りの話』 青空文庫
御すぢの御前は、琉球最初の陰陽神たるあまみきょ・しねりきょの親神なる太陽神即、御日の御前を、祖先神と見たのだと解釈せられよう。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
天照大神はすなわち日の御神じゃ、八百万神をはじめ、我々人間に至るまで、大もとはみな天照大神のお光の御分身じゃ、天照大神が万物の親神で、その御陽気が天地の間に充ち渡り、充ち渡り、それによって一切万物が光明温暖のうちに生き育てられるのじゃ。
— 弁信の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
なるほど、あれで琵琶を本業としていますと、弁財天は親神様のようなものですから、あの坊さんとして行きたいのは当然でしょう。
— 新月の巻 『大菩薩峠』 青空文庫