大なり小なり
だいなりしょうなり
表現
標準
to a greater or lesser extent (degree)
文例 · 用例
大なり小なり、一定の所信確立して、人格相当の家庭を作れる場合に至って、物質的家庭趣味の選択に取りかかるべきが順序である。
— 伊藤左千夫 『家庭小言』 青空文庫
世界大戦は済んだとは云え、何処か知らで大なり小なりの力瘤を出したり青筋を立てたり、鉄砲を向けたり堡塁を造ったり、造艦所をがたつかせたりしている。
— 幸田露伴 『蒲生氏郷』 青空文庫
徒らに第二第三級の性格であることをも顧みずして、第一級の志望を懷かうよりも、各自の性格に適應するものの最高級を志望したならば、其の人は必らず其の人としての最高才能を發揮して、大なり小なり世の中に貢獻し得るであらう。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
されば疾病の爲に、大なり小なり、長い間なり短い間なり、人類が或る影響を受くるのが、通常有勝の事である以上は、疾病と云ふ事に就て多少の考量思慮を費すのは、疑心より生じたる暗鬼に就て、思慮考量を費すが如きことでは無い。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
で、君と遊歩すると、面白くも何ともないところを通つても、大なり小なり何か興味を覺えるところがあつた。
— 幸田露伴 『淡島寒月のこと』 青空文庫
一事が万事、坂田の対局には大なり小なりこのやうな大向ふを唸らせる奇手が現はれた。
— 織田作之助 『聴雨』 青空文庫
滔々たる世上の人、実は大なり小なり厭貧的強迫観念に囚われて苦しんでいるのでは有るまいか。
— 幸田露伴 『貧富幸不幸』 青空文庫
いたずらに第二第三級の性格であることを顧みないで、第一級の志望を懐くよりも、各自の性格に適応するもので最高級を志したならば、その人は必ずその人としての最高才能を発揮して、大なり小なり世の中に貢献し得るだろう。
— 幸田露伴 『努力論(現代訳)』 青空文庫
作例 · 標準
人間関係の悩みは、大なり小なり誰しもが抱えているものだ。
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新製品の発売は、市場に大なり小なり影響を与えることになるだろう。
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今回のプロジェクトの遅延には、私の責任も大なり小なりあると考えている。
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