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散茶

さんちゃ
名詞
1
標準
powdered tea
文例 · 用例
今日はもう、どのように言いなんしても、かえしはしませぬぞ」 ――声の主は笑止なことに身分柄もわきまえず、大身旗本のこの名物男早乙女主水之介に、もう久しい前から及ばぬ恋慕をよせている、そこの淡路楼と言う家の散茶女郎水浪でした。
旗本退屈男 旗本退屈男 第一話 青空文庫
「早乙女主水之介、また罷り越すぞ」 会所の曲輪役人共を尻目にかけながら、ずいとくぐりぬけて、さっさと登っていった家は意外と言えば意外ですが、先程宵のうちに待ち伏せていて、恋慕の口説を掻きくどいたあの散茶女郎水浪のいる淡路楼でした。
旗本退屈男 旗本退屈男 第一話 青空文庫
それはあの散茶女郎の水浪で、姿を見るや駈けるようにしてその袖を捕らえにかかりましたので、退屈男は女の言葉がないうちに言いました。
旗本退屈男 旗本退屈男 第一話 青空文庫
散茶の相場としてこんな物であったかも知れない。
直木三十五 傾城買虎之巻 青空文庫
相方は和泉屋の楓と云う、所謂散茶女郎の一人であった。
芥川龍之介 或敵打の話 青空文庫
僕たちばらばらになろうたって、どこかのたまり水の上に落ちようたって、お日さんちゃんと見ていらっしゃるんですよ」 「そうです、そうです。
宮沢賢治 おきなぐさ 青空文庫
僕たちばらばらになろうたって、どこかのたまり水の上に落ちようたって、お日さんちゃんと見ていらっしゃるんですよ」「そうです、そうです。
宮沢賢治 おきなぐさ 青空文庫
けれど、そこは小母さんちゃんと見通し。
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
作例 · 標準
茶道の稽古で、細かく挽かれた散茶を丁寧に点てて客に振る舞った。
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茶筒の中には、鮮やかな緑色をした上質な散茶がたっぷりと詰まっている。
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和菓子屋の店先で、散茶の芳醇な香りに誘われてつい足を止めてしまった。
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2
標準
freshly-brewed, aromatic tea
作例 · 標準
淹れたての散茶から立ち上る湯気が、疲れた心と体を優しく癒してくれる。
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急須に茶葉を入れ、お湯を注いで数分待つだけで美味しい散茶が出来上がる。
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来客のために、とっておきの散茶を丁寧に淹れておもてなしをした。
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