豆腐屋
とうふや
名詞
標準
tofu seller (maker)
文例 · 用例
街道を折れて、少し下り坂になる道をスタコラと歩いてゆくと、街道でしてゐた豆腐屋の喇叭の音は急に聞えなくなり、道の傍の、森の葉擦の音に私は淋しくなるのであつた。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
ふと、豆腐屋の硝子戸に寫る私の姿も、なんと、維新の志士のやうに見えた。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
十三日 豆腐屋が来た。
— 寺田寅彦 『窮理日記』 青空文庫
お豆腐屋の笛が方々で聞えてゐたわ、あの電信柱が、夕空にクッキリしてて、――僕、つてあの人あたしの方を振向くのよ、昨日三十貫くらゐある石をコジ起しちやつた、つてのよ。
— 中原中也 『山羊の歌』 青空文庫
豆腐屋が変わったのか笛が変わったのかどちらだかわからない。
— 寺田寅彦 『物売りの声』 青空文庫
歩行にも内端で、俯向き勝で、豆腐屋も、八百屋も黙って通る。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
与吉は父親に命ぜられて、心に留めて出たから、岸に上ると、思うともなしに豆腐屋に目を注いだ。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
ところが毎朝通る道筋の角に柳屋という豆腐屋がある、其処の近所に何時も何時も大きな犬が寐転んで居る。
— 幸田露伴 『少年時代』 青空文庫
作例 · 標準
昔ながらの豆腐屋さんが作る豆腐は、格別の味だ。
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毎朝、豆腐屋のラッパの音が聞こえてくる。
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地域のイベントで、豆腐屋さんが実演販売を行っていた。
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