平準
へいじゅん
名詞頻度ランク #29971 · 青空 11 例
標準
level
文例 · 用例
やすらかに平準らされしこころはあるものの抑圧のかげにありて、つねにかかる微顫をこそのぞみたれ。
— 北原白秋 『東京景物詩及其他』 青空文庫
春も半ばとなつて菜の花もちりかかるころには街道のところどころに木蝋を平準して干す畑が蒼白く光り、さうして狐憑の女が他愛もなく狂ひ出し、野の隅には粗末な蓆張りの円天井が作られる。
— 北原白秋 『水郷柳河』 青空文庫
EUの延長方針は、当時のEC理事会指令として発せられたが、その表題は、「著作権及び著作隣接権保護期間の平準化(harmonizing the term of protection of copyright and certain related rights)」とされていた。
— 著作権保護期間延長が青空文庫にもたらすもの 『「天に積む宝」のふやし方、へらし方』 青空文庫
加盟諸国の法律制度ですでに認められてきた権利は、制度の平準化によって縮小されてはならないという立場を、指令は取っていた。
— 著作権保護期間延長が青空文庫にもたらすもの 『「天に積む宝」のふやし方、へらし方』 青空文庫
春も半ばとなつて菜の花もちりかゝるころには街道のところどころに木蝋を平準して干す畑が蒼白く光り、さうして狐憑の女が他愛もなく狂ひ出し、野の隅には粗末な蓆張りの圓天井が造られる。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
恰度、夏の入日があかあかと反射する時、私達の手から殘酷に投げ棄てられた黒猫が、黒猫の眼が、ぬるぬると滑り込みながら、もがけばもがくほど粘々しい瀉の吸盤に吸ひ込まれて、苦しまぎれに斷末魔、爪を掻きちらした一種異樣の恐ろしい粘彩畫の上を、女はまた輕るく走りながらその板を滑らせては光澤つやと平準してゆく。
— 北原白秋 『思ひ出 抒情小曲集』 青空文庫
それから人が自己の生活して居る環境を離れて、其自己を見ますると、感じの程度が少しく平準を失ふ様な事が無いでもない。
— 井上準之助 『最近欧米に於ける財政経済事情』 青空文庫
今日の有様は水の平準に拡がるが如き勢いで物が調和する。
— 大隈重信 『女子教育の目的』 青空文庫
作例 · 標準
世界規模の金融政策により、長年乱高下を続けていた為替レートがようやく一定の平準を保つようになった。
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労働組合は、地域間の賃金格差をなくし、全国どこでも生活できるような給与水準の平準を強く求めている。
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教育の質の平準を維持するため、全国の小中学校に対して統一されたカリキュラムと指導マニュアルが配布された。
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