輜重隊
しちょうたい
名詞
標準
transport corps
文例 · 用例
輜重隊に伍して旅する日のこと。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『旗手クリストフ・リルケ抄』 青空文庫
それは輜重隊の大行李に配属されている工兵隊の一部が、程近い処に伏せて在ったのであろうと思われる。
— 夢野久作 『戦場』 青空文庫
その不幸な事件というのは、或る日彼が、ソ連空軍の爆撃の跡を視察するため、崩れかかった家屋の前に立っていたとき、そこへ急カーヴを切り輜重隊のトラックが驀進してきた。
— 海野十三 『空中漂流一週間』 青空文庫
それは、昭和十二年の秋から翌年の春にかけて、北支戦線のところどころを、農業視察員として、輜重隊と一緒に歩きに歩いた、その道すがら、いくども印象にとどめた何処のといふこともない飛行基地なのである。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
向うでは彼を採用する意志はなかったが、フリードリヒがどこまでも頑ばったために、彼は輜重隊に採用されることになった。
— 山深きヴェストファーレンの風俗畫 『ユダヤ人のブナの木』 青空文庫
糧食課の将校と輜重隊の兵か。
— 谷干城夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
しかし、味方の輜重隊は彼の抜刀群に斬りまくられて算をみだし始めた。
— 谷干城夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
「おっ、君でもよい、すぐ中隊をやって、今朝、市外へ糧食の徴発に行った輜重隊を援護してくれ給え。
— 谷干城夫人 『日本名婦伝』 青空文庫
作例 · 標準
戦地では食料や弾薬を運ぶ輜重隊の働きが、部隊の維持にとって何よりも重要だった。
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輜重隊は険しい山道を馬や荷車を引いて進み、前線で戦う兵士たちに物資を届け続けた。
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補給路を断たれた輜重隊は、敵の包囲網を突破するために必死の撤退作戦を展開した。
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