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揺すれる

ゆすれる
動詞-一段動詞-自動詞
1
標準
to shake
文例 · 用例
りりりん……と潜り門の鈴が揺すれる
船路の巻 鳴門秘帖 青空文庫
障子のガラスについた小障子をあけて雨戸のガラスをすかして見ると、灰を吹きつける様に白い粉が吹きつけると一緒に、ガタンガタンと戸がゆすれる
宮本百合子 農村 青空文庫
あなたはぼくがそのゆすりだと仰有りたいのかも知れないが、あの母から一千万円もゆすれる腕があれば高利貸しで失敗なぞするはずありませんよ」「すると母堂からゆするには高利貸し以上の腕が必要だと仰有るわけですね」「まアそうです。
坂口安吾 能面の秘密 青空文庫
たゝかひ国をゆすれる時にこんな歌を作つて、慰むともなく、苦しむともなく暮して居たのは、其年の暮れのことである。
折口信夫 鏡花との一夕 青空文庫
――つまり五千円をゆすれるやうな派手な詩人ではなかつたのさ。
坂口安吾 狼園 青空文庫
上の方に細長い影がかたまって、時々秋風にゆすれるのが眼につきます」「何だい、その細長い影と云うのは」「渋柿の皮を剥いて、軒へ吊るしておいたのです」「ふん、それから」「仕方がないから、床を出て障子をあけて椽側へ出て、渋柿の甘干しを一つ取って食いました」「うまかったかい」と主人は小供みたような事を聞く。
夏目漱石 吾輩は猫である 青空文庫
肩がゆすれるのは重吉だけの癖であった。
宮本百合子 風知草 青空文庫
平均を失った体と一緒に、足の下の塊りもゆすれる
宮本百合子 日は輝けり 青空文庫
作例 · 標準
橋が揺すれるほどの強風が吹き荒れている。
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不安で彼の声が揺すれていた。
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地震の後、電車の窓が微かに揺すれていた。
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