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外交手腕

がいこうしゅわん
名詞
1
標準
diplomatic finesse
文例 · 用例
それを、それだのに、周さんたちは革命思想の急先鋒だから、一面親切、一面監視だの、複雑微妙な外交手腕だの、そんな事、あんまりだと思うんです。
太宰治 惜別 青空文庫
受診に来る患者の甲乙丙丁が、何につけても姫草さん姫草さんと尋ね求める態度を見ると、ちょうど臼杵病院の中に姫草ユリ子が開業をしているようで、多少の自信を腕に持っている私も、彼女のこうした外交手腕に対しては大いに謙遜の必要を認めさせられていた次第であった。
夢野久作 少女地獄 青空文庫
すこし社会的に著名な人物なぞがK大の耳鼻科に入院すると、彼女、姫草ユリ子は彼女独特の敏捷な外交手腕でもって他人を押し除けて看護の手を尽すのであった。
夢野久作 少女地獄 青空文庫
姉小路卿の外交手腕は、諸閣老方の感情を柔げ、「将来はそのことなきように」 と、こういう注意があったばかりで、京都方に対して、それ以上に何ら交渉しないことになった。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
……するとお館様お得意の、外交手腕を働かせて、あっちを立てこっちを立てて……いや英雄というものは、何かといそがしいものでござるな。
国枝史郎 猫の蚤とり武士 青空文庫
むろんこれはハリスの外交手腕でもあるけれども、ヒュースケンという自分の片腕とたのむ人物、そしてわが子のように愛していた若者を殺されて、しかもその人情よりも外交の仕事や義務の方を大事にしたハリスは偉大な人物といえよう。
坂口安吾 安吾下田外史 青空文庫
安政元年正月の第一回会見の大広間で「誰がよけい馬鹿な顔をなしうるか競争しているようだった」幕府の役人たちも、第二回会見のときは、もはや充分な親しみと敬意と、さらにその外交手腕にたいする相当の驚きの念とをもって叙述されている。
服部之総 空罎 青空文庫
礼義とか外交手腕じゃないようだ。
坂口安吾 街はふるさと 青空文庫
作例 · 標準
困難な国際問題を、彼の卓越した外交手腕で円滑に解決した。
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「いやー、あの危機を乗り越えられたのは、首相の外務大臣の外交手腕のおかげだよ!」と国民は称賛した。
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彼女の巧みな外交手腕は、長年の交渉で培われたものだ。
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この合意形成には、双方の外務大臣の鋭い外交手腕が光った。
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